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おうちトラブル

6年目の不具合補修 -住友林業で平屋暮らし-

入居以来ずっと和室の2連の引き込み扉の調子が悪く、特に冬場は完全に閉まらず少し隙間が空いている状態でした。ひどいときは10㎝くらい空いている…。冬場は乾燥して扉が反ったりするから仕方ないのかどうなのかと思いながら使い続けていました。
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この扉は上から吊っているだけ。うちが建てた頃はまだ出始めだったようで品質が安定していなかったのかなと5年間そのまま使っていました。

そうは言っても気になるのでアフターさんの点検の度に訴えて調整してもらってはいました。それでもやっぱり少し空いてる状態になってしまい、去年9月の5年点検でついに部品交換の手配をしてもらいました。

それから半年…。「部品が入ったから補修に行ってもいいですか?」の電話が大工さんからかかってきました。どうせ何年も調子が悪いままだったから気にせずほったらかしにしておいたけど部品の調達に半年もかかるってすごいね…。建て終わっちゃうとアフターサービスはこんなもんなのね。

扉の上部のレール部品を交換してもらいました。元のレールは少し磨耗していたけど不具合が起きるほどではなかったようです。案の定、部品を交換してもピッタリ閉まることはありませんでした。部品関係ないじゃーん。

でもそこは頼りになる大工さん。あちこち外して調整してくれました。
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結果、ピッタリ閉まるようになったし、開け閉めが軽くなりました。ついでだからと寝室の3連の引き込み扉の方も調整してもらえました。

「また調子が悪くなったらいつでも呼んで!」と言ってくれたので遠慮なく笑

歴代アフターさんがいくら調整しても直らなかったものが大工さんがやるとビシっと直る。さすがです!だったら1年目の訴えのときから大工さんを派遣してくれればよかったのにね。無駄に部品手配しなくて済んだじゃん。まあ毎回こんな調子なのがすみりん流なんだよね。

ちなみにこういう感じの上から吊っているドアは上からの重みで開け閉めがしずらくなることがあるようです。うちは平屋だからまだマシらしいんだけど、2階建ての家とか雪がたくさん積もる地域なんかだと結構起きるようです。雪が何十センチも積もるのは相当重いんだろうけど内部が歪むほどってのは驚き。だから屋根の雪下ろしをするんだね。

この不具合、1年目からずーっと訴えてたってことで6年目だけど部品交換は無料でした。気になることはどんな細かいことでもアフターさんに伝えていた我が家。それが大事だったのね。

給気口が取れちゃった衝撃 -住友林業で平屋暮らし-

我が家にはこんな感じのダサダサの給気口が付いています。LDKの西側、キッチン奥の趣味コーナーのところ、床から15センチくらいの高さに付いています。
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ダサかろうがこれはうちにとってなくてはならない大切なもの。薪ストーブを焚くときにはとても役立ちます。我が家では薪ストーブとキッチンのレンジフードの相性が最悪です。ケチって同時給排のレンジフードにしなかったのが原因ですが、打ち合わせのときは同時給排の必要性が分かっていませんでした。

トクラスのレンジフードがとても強力なのか「弱」で使ってもLDKがかなり負圧になって、例えば玄関の扉を開けるときなんかは重くボワっとすごい音がします。これだけ強力なのは換気扇としては大変優秀だと思うのですが薪ストーブにとっては負圧は最大の敵。灰が家の中に逆流してきちゃうし、不完全燃焼になって真っ黒になってしまうときもあります。なので薪ストーブを使う時期、レンジフードを使うときは必ずこの給気口を開けます。開けるときは真ん中のつまみを回す仕組み。

ところが、既に室内が負圧になっているときなんかは給気口を開けようとしても開かないのです。負圧じゃないときは簡単につまみを回せるのですが負圧のときは力を込めてもつまみが回りません。そんなときは窓を開けて室内に空気を入れることで負圧が解消されて回るようになります。

この状態が5年続いていました。が、12月のこと。いつもは固くて回らないつまみがめっちゃ簡単に回りました。それどころかゆるゆるになっていて完全に閉めた状態でも隙間風がバンバン入ってきます。

何かおかしいぞ!

そのゆるゆるになったつまみを何度か回しているとき、なんと、排気口ごと壁からすっぽ抜けました!!!この衝撃と言ったら!!!
(“すっぽ抜ける”は方言かもしれないけど、まさにすっぽ抜けるという表現がぴったりの外れ方でした。これ以上の表現は思いつきません。)

「きゃあああ、取れちゃったー」
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これはまずいのではないかと思ったけど取れたのは夜だったしアフターさんに電話するわけにもいきません。ガランと空いた穴からは外の冷たい空気が入り込んでくるからとりあえず何事もなかったかのようにそのままはめ込み翌日コールセンターに電話をしました。数日後にはアフターさんが来てくれました。

ところで、すっぽ抜けてしまった給気口のところは5年分の汚れが溜まっていてそれはそれは恐ろしい状態でした。虫の死骸もいっぱい。こんなところから取り込んだ空気を吸っていたなんて、本当に恐ろしい。ちょうど年末だったしアフターさんが来る前にこの部分の大掃除をしました。

排水管洗浄 -住友林業で平屋暮らし-

今回排水管洗浄をお願いしたのはテレワークも関係しています。

うちのワークスペースはキッチンの後ろの隠れ家スペース。去年からシンクに水を流すとポコポコ音がするようになったのですが、これがちょうど木魚みたいに聞こえるんです。夫の仕事中にキッチンを使うこともあるのですが、テレワーク中に木魚…。
「『法事中ですか?』って言われちゃうー」
と冗談言ってましたが排水管の汚れは冗談では済まされません。

そもそも最初にキッチンの汚水マスの汚れを指摘されたのは2年点検時。たまに洗ってくださいとのことだったけどサボりました。でもよくよく考えたらそこだけ洗っても無意味。汚水マスが汚れてるってことはそこから繋がっているキッチンまでの排水管、逆に汚水マスから浄化槽までつながってる管も汚れてるってこと。汚水マスだけの掃除は一時的な気休め。

以前アフターさんからシンクにお湯を溜めて一気に流す、とかお湯を何分かジャージャー流し続けるとかアドバイスを受けましたが今回掃除を頼んでそれはあんまり意味がないんじゃないかと思いました。お湯をMAXの水量で流しても汚水マスに到達するころには流れているかいなか分からないくらいの水量になっていました。こんなんじゃ排水管内の汚れは取れません。

前からポコポコ音が気になったので「5年点検のときにどこか業者を紹介しれもらおう」と言っていたのですがちゃんとこういうのありました。
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なので迷わず申し込みました。今まで気づかなかったけど、引き渡しのときにもらった維持保全計画書にも載っている項目でした。
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すみりんが提携している業者が来るってことだったけど、うちに来たのは暮らし安心クラシアンでした。どんな作業なのか興味津々。こういう業者さんが来るときはいつもひっついて作業を見ています。

まずは室内から。キッチン、洗面、お風呂、洗濯機下の排水トラップを全て外して掃除してくれるのですが、外す作業にとても時間がかかっていました。養生してタオルで水が漏れないようにしながらゆっくりゆっくり進めていました。
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途中アクシデントが!外した部品をクラシアンさんが外で洗浄してくれている間、手を洗おうとしてついつい洗面台の水を出してしまいました。何のためらいもなく水を出した私に「何やってるの!!!」と驚いた夫。タオルをきっちり詰めておいてくれたから床に漏れることはなかったけど、これだもん、自分で排水トラップ外したりするのは止めといた方がよさげ。

その後汚れがひどいキッチンだけは室内からしっかり圧をかけて、外からの洗浄に備えました。トイレのスッポンの高級バージョンみたいな装置で排水口から何度も圧をかけていきました。
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これが終わるといよいよ外に出て排水管の洗浄。浄化槽に近いところからスタートです。エンジン式の超高圧洗浄機が使われました。エンジン式じゃないと「あと一歩」というところで汚れが落ちないそうです。
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クラシアンさんの巧みな手綱さばきで汚水マスから排水管の中にどんどん超高圧洗浄機のホースが入っていきます。すると茶色い水とドロドロした物体が流れてきます(画像は自粛)。最終的には水が透明になるまで高圧洗浄がかけられました。キッチンの汚水マスからは4メートル以上ホースが入ったようなのでかなりキッチンに近いところまでの排水管を掃除してもらえたんじゃないかと思います。
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汚水マスからホースを突っ込んで洗浄しているとき、室内では排水口からゴボゴボゴボゴボと恐ろしい音がしていました。トイレを覗くと普段溜まっている水がひいてそこからもゴボゴボゴボゴボをいう音が。これを見て「これは自分達でやるのは無理だね」と悟りました。室内にまで影響する作業を安易に真似はできません。結局は排水マスを開けて見えるとこだけ掃除してもダメで繋がってる排水管をキッチンや洗面、浴室、トイレに届くくらいまで掃除しなきゃ意味ないんだけど、自力ではとてもじゃないけど何メートルも掃除することはできません。

ケルヒャーにも配管掃除のアタッチメントがあるみたいだけど、室内までつながっている配管を外からケルヒャーかけるってのは素人だと難しいし、万が一排水管に傷でもつけたら水漏れで躯体に影響してすみりんの保証が切れてしまうかもしれないから自分でやるのは止めておこうと思いました。

色んな意味で自分でやるのはなかなか大変そうです。例えばトイレの排水管洗浄中には地獄絵図のような光景が!!!またまた画像は自粛です。これをやっていただけるんだからお高いのは仕方ないなと。それにドブ臭いような配管につっこんだケルヒャーのホースを自分で掃除保管するのもなかなかにハードル高そう。

いろんなメンテを自分たちでやる我が家ですがこれはさすがに自分たちでやるのは無理だと悟りました。‘1回だけ頼んでやり方を覚えて次回からは自分達でやろう’なんてことも考えていましたが却下です。

3時間弱かけてとてもきれいにしてもらいました。もちろん木魚の音もしなくなりました。項目には入っていませんでしたが外の立水栓のパンも掃除してくださいました。ペンキで汚れていてタワシでこすっても落ちなかったのにピッカピカになっていました。ありがたい~。

そんな感じで排水管洗浄は終わったのですが、後から困ったことが起こりました。家の中がドブ臭い…。外から圧をかけたから室内の排水口からニオイが漏れてきます。それが24時間換気で集まってきて洗面室とウォークインクローゼットがものすごく臭くなりました。土曜の午後に作業して、日曜の朝起きたときも臭かったのですが、原因は洗浄の後に各排水口にしっかり水を流さなかったこと。洗濯機が盲点でした!!!

キッチンはポコポコ音の確認のために長めに流したし、洗面では何度も手を洗ったし、トイレは普通に使ったし、お風呂もシャワーを浴びたときにしっかり流れたけど、洗濯機の下は何もしませんでした。翌日洗濯機を使ったらようやく臭いは消えました。洗濯機パンがあるんだからそこからバケツで水を流せばよかったなと反省。

ペンダントライトを割った -住友林業で平屋暮らし-

緊急事態宣言が出て飲食店に対する時短要請なされる中で気づいたこと。うちから一番近い飲食店(それでも車で行く距離)はコロナ前から8時前に閉店してる。だいたい7時40分くらいで暖簾が中に入っちゃう。この辺に夜中までやってる飲食店なんて無い。そういう地域に住んでいます。

それほどじゃなくても店が閉まる時間は早いから夜に外食をするときはいつも4時半とか5時に行きます。

本題。

年末、照明器具の掃除をしました。和室のマユハナにはモコモコのワイパー、ウォークインクローゼットのブラケットライトにはコロコロといつものようにそれぞれの照明に合った道具で埃や汚れを落としていきました。

キッチンのペンダントライトはガラスです。キッチンの上ということもあり一番汚れます。これは指紋が付かないように手袋をして拭き掃除します。汚れがひどいときはクリーナーを付けて拭いてから乾拭き。この乾拭きのとき、ジャリっというヘンな音がしました。

えっ、何?

と何が起こったのか理解できなくて、それがガラスが割れた音だと気づくのに時間がかかりました。脚立の上で呆然とした後、
「ぎゃー、フロストボトル割れたー!!」
と大騒ぎが始まります。
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夫が駆け寄ってきて点検。このままじゃさすがに危ないから外してみることに。納戸から説明書を引っ張り出してきました。今まで知らなかったけどガラス部分は外せる構造になっていました。だったら外してから拭けばよかった...。

夫にそっと外してもらいました。
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付け根が割れました。

あーあ。悲しい。

ガラスを一つだけ交換とかできるのかな?できなかったら丸ごと買い替えかな?トーヨーキッチンスタイルにすぐにでも聞いてみたいけどこの日は12月30日。さすがにもうお休みだよね。

とモヤモヤしながら年明け5日。そろそろ仕事始まってるだろうと思って電話してみました。すると、この部分だけ買えるそうで在庫もあるとのこと。よかった!そのまますみりんエンタープライズに電話して保険が使えるかの確認。家財だか破損汚損だかのオプションが使えるらしいのでそれで直します。

また割ったら怖いからしばらくは触るのは止めようと思って、拭き掃除途中のまま微妙に汚れた状態のまま使っています。
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とても気に入っているペンダントライトなので修理可能でよかったです。っていうかやっぱり保険って大事!


本日の
外気温:マイナス6℃
(7:00 am)
室温:20℃ 湿度:30% 
(5:00 am)  
結露なし

やっぱり必要だった洗濯機パン -住友林業で平屋暮らし-

あのときは揉めたよな…。

いろんなメーカーや工務店の家の完成見学会に行きましたが多くの家に洗濯機パンがありませんでした。案内をしてくれた営業の人に「水漏れなんてしませんよ」と笑われたこともありました。

でも住友林業のうちを担当した支店では「洗濯機の水漏れのトラブルが多いから洗濯機パンは絶対につけなきゃダメ!」というルールでした。「保証も込みだから」ということで施主支給もさせてもらえませんでした。

全く納得できずに渋々付けた洗濯機パンですが、付けといてよかった~という出来事が起こりました。

年に何度か洗濯機を傾けて下に溜まったホコリを掃除しています。夫に洗濯機を傾けてもらっている間に私が掃除機と雑巾で掃除します。この前この作業をやったとき洗濯機パンが濡れていることに気づきました。

「えっ、なんで?なんか濡れてるよ。水が溜まってる!!どこか漏れてる?」

よくよく見たら給水パイプの曲がっているところがちょっとだけ切れていました。そこからほんの少しだけど水が漏れていました。でも洗濯機パンがあるから何の問題もなし!雑巾で拭いて終わり。このときばかりは「洗濯機パンあってよかった~」と設計さんに感謝しました。ほんの少しの水漏れだけど、洗濯は毎日のことだから蓄積されると意外と馬鹿にできない量が溜まってしまいます。洗濯機の下だし床に水がしみてたら絶対にカビてたー。

『水漏れなどのトラブルが一番多い箇所でお客さんと揉めることが多い箇所だから絶対に洗濯機パンは付けないとダメ』ということだったけど、こういう実例に基づいたことは聞いておくべきなんだなと今更納得しました。建てる前とか住んで最初の頃は見た目重視だったけど、実際に何年も暮らしていると洗面室の見た目なんてハッキリ言ってどうでもいいことです。だから水回りだけは機能・トラブル回避重視でやっておくのが正解でした。

アフターさんからもいろんなトラブルの実例を聞くけど、こういうことって家を建てるうえで一番役に立つ情報だと思います。ブログやSNSだとどうしても素敵な写真にばかり目がいって見た目重視で設計したくなっちゃうけど、実際に暮らしてから起こったトラブルの実例集ほど役立つ情報はない!と入居してからは考えが変わりました。そうは言っても初めての家づくりじゃそんなこと微塵も思わなかったよなあ。あの頃...。


朝の外気温がついに一桁になりました。薪ストーブもそろそろか!?数日前まで日中暖かくて半袖でウロウロしている日もあったからなんとなく薪ストーブっていう感覚になりません。家の中はそれほど寒くないからまだ薪ストーブまでは使わなくていいかなと思っていますが、いつから焚き始めてもいいように薪の準備だけはしとかなきゃな。

年々10月の気温が上がってきている気がします。確実に温暖化してる。怖いな。


本日の
外気温:8℃
(7:00 am)
室温:21℃ 湿度:53% 
(6:30 am)  
結露なし