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インテリアアート

小さいリトグラフの額装 -住友林業で平屋暮らし-

去年の7月に給付金で買った2枚のリトグラフを額装しました。

買ってすぐに飾りたい気持ちもあるんだけれど、一旦フレームに入れてしまうとあまり中身を見ることがなくなります。印刷物だったら別にアクリル板を通そうがたいして違いはないけどリトグラフは質感が存在するのでそれを味わえなくなってしまうのは寂しいです。なのでいつもフレームに入れないまま何度も何度も鑑賞して、その間にどんなフレームが合うか、マットの色は何色にするか、マットの縁取りはどうするか、マット幅はどうするか、などなど検討していきます。

今回の2枚はとても小さなリトグラフです。絵の部分は12x19㎝しかありません。しかも色合いが淡いです。なので色付きマットを選んで、マット幅も太めにすることにしました。
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デュフィやピカソなどの巨匠のリトグラフにはゴテゴテしたゴージャスなフレームを選んでいます。それは巨匠の絵がフレームに負けることがないから。装飾のある金やいぶし銀を選びました。リトグラフ自体も色鮮やかなのでマットはシンプルな白かクリーム色。
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最初からポスターとして描かれたサビニャックの絵にはフレームは細い白、マットもシンプルな白を選んでいます。これはポスターの主張を邪魔しないため。あくまで商品ポスターだから「こういう商品ですよ」っていう訴えをストレートに見せることが大切だと思ってフレームは凝っていません。
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で、今回の2枚。原画も擦ったのもアンリ・デシャンです。画家としてこの人の名前が出てくることはほぼないと思いますが、ピカソなどの巨匠のリトグラフの摺師でうちにとってはすっかりおなじみのアーティスト。でも一般的に有名な人ではないのでフレームにゴージャスなものを選ぶのは止めました。またマットに色を付けたいということもあり、フレームはウグイス色で細いものを選びました。

マットは7㎝の幅で青緑、オレンジ、濃紺の3種類を作ってもらいました。それぞれ入れてみて絵の感じがどんな風に変わるのかを見てみました。結構絵の感じ方が変わります。
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濃紺はどちらの絵にもしっくりきます。中身をしっかり浮かび上がらせるのですが、上記写真は自然光の下で撮ったものなので間接照明の下ではこんなにきれいな紺色は出ません。うちのグレーの壁紙に掛け、また、暖色系の間接照明で見るととても暗い雰囲気になり、あまりよくありません。

なので当初の予定どおり、『オレンジ色の屋根』の方には青緑のマットを付け、『ひなぎくの畑』の方にはオレンジのマットを付けることにしました。
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このくらい小さいリトグラフだと入れ替えもそんなに大変じゃないしマットだけなら安いからあと数枚色付きマットを購入して定期的に変えてみようと思っています。

そしてこれらを趣味コーナーに飾りました。今月から夫がテレワークをしているので趣味コーナーがワークスペースとなりました。なので現在この場所を模様替え中。
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史上最高の雑誌掲載 -住友林業で平屋暮らし-

お話をいただいたのは数カ月前。うちの玄関の写真をLIXILのカタログに使いたいという話でした。詳細は聞かされていなかったけど、もちろん快諾しました。うちの玄関で使っているLIXIL製品は玄関扉、窓(サーモスⅡ-H)、タイル(陶墨染)の3つだけ。タイルのカタログかねって予想してました。

先週、全容解明しました。が、予想とは全く違う形での掲載で、ビックリしたのなんのって!!!今年一番の驚きかもしれません。

カタログではなく『AXIS』という雑誌の10月号の中のLIXILの広告に使われていました。聞くところによるとデザイン界では知らない人がいないくらい有名な雑誌だそうです。詳細を知ったとき、しばらくドキドキが止まりませんでした。そんな雑誌用の広告用に選んでもらえて光栄です!!

すぐに設計さんに連絡!この話を聞いた設計さん、さすがそういう世界にいるだけのことはあってかなり驚いて、そして喜んでくれました。連絡したのが夜で既に晩酌をしていたにも関わらず本屋へ駆けつけて3冊も買ったそうです。

都会と違って近くに本屋がない田舎暮らしの私は次の日雑誌を求めて東奔西走。この田舎街の本屋にはそんなオサレ雑誌の取り扱いは最初から無く、隣街にも無し。県庁所在地まで行ってようやく見つけました。
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さっそく本屋で見てみました。広告なんてどうせ後ろの方だろうとペラペラめくっても見つからず。2回目ペラペラめくっても見つからず。3回目は最初からめくって2枚目で私の目に飛び込んできた衝撃!!!「前かよ!」マスクの下でツッコミれちゃいました。

そして見開き1ページのインパクト!SONYとYAMAHAに囲まれた感じがなんとも現実離れしていて、この実際の生活とのギャップに思わず笑ってしまいました。単体で見るよりも雑誌全体の構成とか配置とかを鑑みてこの広告を眺めると感動が1000倍増しになります。
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設計さんはこのフォトグラファーの撮り方がとても気に入ったようで「被写体の深い所を理解している感じだ」と言ってました。この一枚でノックアウトされたようです。私も今までの写真の中で一番好きな写真です。

うちの玄関、とにかくシンプルです。壁と細い窓しかないこの部屋は空間と光だけの構成です。その特徴を最大限に活かした芸術的な写真に仕上げてもらいました。東側に配置された細窓では十分な採光も得られず、ダウンライトが無いので一日中薄暗い玄関です。でも!その暗さがこんな風に美しい写真になるなんて。

しかも今回の掲載はリクシル製品とはあまり関係なかったようです。光、風、かっこいい窓などのキーワードからうちの玄関が選ばれたようです。それって余計に嬉しい!もしこの雑誌のためだけの広告だとしたら更に貴重さが増します。

たった一枚の掲載だけど、今までのどの掲載よりも価値ある一枚です。

そして壁に飾っているのはストックホルム700年祭のヴィンテージリトグラフポスター。67年前の物。うちにあるヴィンテージポスターの中では一番古く、スウェーデン語バージョンは市場にはあまり出てこない貴重品です(たまに印刷のものは出てくるけど)。今回の写真の雰囲気だとピカソでもデュフィでもない!この黄色が今回の写真では一番合っているなと思います。

入居当初はシンプル過ぎるし、暗いし、この玄関は後悔ポイントにもあげてました。でもアートを飾るようになってからそれが覆りました。今ではこれでいいのだ~とまさに我が家の顔になってます。ただ細い窓があるだけ。でもこの光の入り方を見ると家の配置と窓の関係には絶妙なバランスを取れているんだなと思います。部屋の広さ、窓の高さ、位置、サイズ、全てが上手く設計されていました。そして何もない正面の壁。この壁に余計な装飾しなくてよかったなと思います。

玄関に広さを割くなんてアホだと言われがちで、本人たちもしばらくは無駄に広いと思っていた玄関、いやいや、全然無駄じゃなかったよ!


本日の
外気温:16℃
(7:00 am)
室温:26℃ 湿度:52% 
(6:00 am)  
結露なし

給付金で買ったもの② -住友林業で平屋暮らし-

アンリ・デシャンのオリジナルリトグラフ。 1977、78年頃の作品。
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『田んぼのむこうのオレンジの屋根』

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『ひなぎくの畑』

これらの2枚が我が家にやってきました。フランスの田園風景を描いた作品を日本の田園地帯にある我が家に飾るのも洒落てるかなと思っての購入。

定期的にお邪魔するギャラリーの店主からのお知らせメールを見た瞬間、実物を見なくてももう買うことを決めていた私。

アンリ・デシャンって聞いても「誰?」「サッカー選手?」ってくらいの芸術家で、たぶん美術の教科書なんかには名前が出てこないんじゃないかと思います。

ピカソの専属リトグラファーがデシャンです。うちが買ったコートダジュールを刷ったのもデシャンです。うちにはデュフィ、ユトリロ、ピカソなどのリトグラフがあります。マーケットでも『ピカソのコートダジュール』とか『デュフィの競馬場』とかいうタイトルで売られていますがもちろん画家本人が刷ったわけではなくそれらを刷ったリトグラファーがいます。そのひとりがアンリ・デシャン。 ムルロ工房の2大リトグラファーと呼ばれています。

私はうちにあるリトグラフも『ピカソの』というよりは『デシャンの』と言った方が正しいんじゃないかと思っています。

デシャン自身も画家だったようで、本人が原画を描いて本人が刷ったリトグラフがあると分かり大興奮しました。 それは知らなかった~。

ギャラリーには7種類あったけど店主は御自分の考えやおすすめを敢えて言いません。ある意味私たちの目が試されてるのかと思いますが、難しいことはなく、選ぶポイントは「うちに合うかどうか」「好きか嫌いか」だけです。

『田んぼのむこうのオレンジの屋根』はメールの時点で決定していました。うちと同じ切妻屋根の平屋が気に入りました。冬になって木々の葉っぱが落ちたら田んぼの向こうから同じ構図の写真が撮れるのではないかと思ってます。そしたら同じように写真を額装して並べて飾りたいなと思っています。

小さいリトグラフなので一枚だけ飾るのは寂しいからもう一枚買うことにしました。

最初、もう一枚は別の物を選んでいました。お店で時間をかけながら吟味して2枚選んで決定寸前でした。が、ちょっと離れて見たときにそれまで全く惹かれなかった一枚が急に輝いて見えました。抽象的な意味じゃなくて物理的に輝いた感じです。それが『ひなぎくの畑』です。

夫に「ちょっと待って!あれの方が良くない?あれめっちゃキレイだよ!!」と伝えたところ、夫もその魅力に気付いたみたいで、それまで検討していたのをやめて直観で『ひなぎくの畑』を選びました。

選ぶ時は近くで穴のあくほど見て選びますが、近くで見たときとちょっと離れて見たときに目に飛び込んできた光景が違っていました。飾ることを考えると間近で見ることはなく、離れた位置から見ることが多いってことを考慮して急浮上した『ひなぎくの畑』を購入することにしました。

後日メールで店主が「実は『ひなぎくの畑』が私のイチ押しでした」と教えてくれました。店主と意見が合ってめっちゃ嬉しいと思った瞬間です。何かに合格したような気分です。

オリジナルの証、鉛筆サインとエディションナンバー入り。
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でも達筆すぎて(?)ナンバーがいくつなのか分かりません…。100枚のうちの一枚です。数が少ないから貴重です。コートダジュールなんかはポスターだから5,000枚あります(同じ図柄で地名が違うものを合わせると15,000枚)。それに比べてたったの100枚って!

デシャン自身による作品は私にとってはうちにあるどのリトグラフよりも価値があるリトグラフとなりました。

どんなフレームに入れてどこに飾ろうかと考えている今の時間が本当に楽しいです。でもしばらくは額装しないで手元で質感を味わいながらじっくり鑑賞していきます。


4連休は普通の週末でした。天気が悪かったからほとんど家にいて、雨が止んだ隙に畑の草刈りにいき、あとは特に何もせず。

世の中の人はGo Toなのかな???私だって行きたい場所はあるけど、とりあえずおとなしくしています。ってことで家に居ることが更に幸せになるアイテムを給付金で買うのは有意義な使い方だったと思います。

感染者が増えまくってる中のGo To…。これってオリンピックを中止するためのうまい理由にしようとしているんじゃないかって思っちゃう。10月にオリンピックをやるかやらないか決まるって話もあるし。

政府:気を付けてGo Toしろって言ったじゃないか!感染爆発してオリンピックが中止になったの政府の言いつけを守らずに浮かれて旅行した国民のせいである

というストーリーにしたいのかね。

観光業が大変なのは分かるけど今じゃないよねー。Go Toの予算で一気に感染ゼロを目指したらいいじゃんー。この地域にだって観光地あるけど、病院がないんだよー。この街にはマリモ茶食中毒の腹痛ですら受け入れ拒否するような病院しかないのに、コロナに感染したらどうするんだよー。


本日の
外気温:20℃
(7:30 am)
室温:26℃ 湿度:72% 
(4:30 am)  
結露なし 

リトグラフ9枚目の額装 -住友林業で平屋暮らし-

どこまで書いたか忘れるくらいリトグラフが増えてます。ワンルーム・ワンアートが着々と進んでいます。うちでいう“アート”とはリトグラフです。

最近は誕生日やクリスマスのプレゼントにリトグラフを買うようになってますが、今年から結婚記念日に一枚ずつ増やしていこうってことにしました。今までは外にゴハンを食べに行ったり旅行に行ったりしてましたが、今年からはリトグラフを買う!一年間「次はどれを買う?」と検討しまくって手に入れる一枚っていうのは何よりの記念品になるんじゃないかと思ってます。


8枚目の話は下書きしたけどブログに載せてなかったからすっ飛ばして9枚目の話。
最近ドイツの友達から送ってもらったもの。
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デュフィがテキスタイルのためにデザインした絵をリトグラフにしたものでafter Dufyの作品です。本の中の一枚なので小さいです。

いつもながら細かく測るのは夫の仕事。大雑把な正確な私は「だいたいでいいんじゃな~い?」ってなっちゃうから手出し口出しせずにおとなしくしてます。
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5回目以上額装してるので夫は動画で確認しなくても紐を結べるようになってます、私は相変わらず結べません。
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リトグラフ自体のサイズが小さいからいつもよりは簡単に額装できました。
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今回買ったのは金色のフレーム。届いた時は思った以上に金ピカだったから「やっちまったか」と夫と青くなりましたが、リトグラフを額装してみたら派手さが減りました。中身の色の主張が強いからこのくらいフレームが金の方がちょうどいい感じです。
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これはリビングとトイレをつなぐ廊下に飾ることにしました。左手側(A)に飾るか右手側(B)に飾るかまだ決めかねているので実際に飾るのはもうちょっと後になりそうです。
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夫はA側に飾りたい派。この場合、玄関から入ったときに目に入ります。こちら方面には何もないからA側がいいというのが夫の主張。

私はB側に飾りたい派。この場合、ダイニングテーブルやリビングのソファに座ったときにも目に入るし、玄関のリトグラフ(C)と同時に見ることができます。でも夫は二つ一緒に目に入るのはしつこいんじゃないかと言ってます。私は玄関のリトグラフも廊下のリトグラフもいつもリビングやダイニングから見ていたいと思ってます。そうは言ってもどっちみち薪ストーブの季節になれば玄関とLDKのドアも廊下とLDKのドアも閉めっぱなしになるんだけどね。

確かにAに飾ると玄関からLDKに入ったときに目に入るかもしれないけど、本当にそうなっちゃうとLDKのフォーカルポイントが台無しになってしまいます。うちのLDKの最大の特徴は南側全部窓の大開口なので視線をそちらに誘導するようにしています。なのでAの位置に派手なものを飾って目線がそちらに先に行ってしまうのはコンセプト崩しになってしまいます。

珍しく夫婦の意見が分かれています。さて、どっちに飾ろうかな。


本日の
外気温:18℃
(8:30 am)
室温:24℃ 湿度:54%
(5:00 am)

リトグラフ7枚目の額装 -住友林業で平屋暮らし-

母がインフルエンザに罹り、病院に連れて行ったりしていた私も「なんとなく具合が悪いような気が...。もしかしたら感染したかな。潜伏期間かな」という状態になってます。なので今週は念のため自宅待機でゴロゴロ。でもこれっていつもの生活と同じじゃないかと気づく...。

どうでもいい話はさておき、我が家の7枚目のリトグラフ、デュフィの『パリの春』の額装が完了しております。今回は中身が中身なのでフレーム選びには相当時間を費やしました。

モンサヴォンは白いシンプルなフレームに入れています。
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大きさ的には『パリの春』もこのフレームに入れることができますが、この白いフレームは大胆な構図と色使いのサヴィニャックだからこそ合うのであって、『パリの春』を入れてしまうとその繊細な良さが全く出ないと判断しました。

デュフィの絵なのでやはりもっと重厚感のあるフレームがよいなと思いました。

1950年代のヴィンテージリトグラフに合うものを夜な夜な夫と相談し、ようやく決めたのは彫りの入ったアンティーク調のゴールドのフレームです。

さて、フレームが届いたのはいいけれど、額装って結構大変です。絵の部分をなるべく隠したくないから1ミリずつしか遊びを取っていません。ちょっとでもズレると逆側の白地が見えてしまいます。やっと位置決めをしてテープで仮止めして、いざ蓋をしてみるとそのときのボワっという空気圧でズレてしまいます。夫と2時間がかりで作業し、ようやくぴったり入れることができました。

本職の人が1枚の額装にこんなに時間をかけてるとは思えないから、どうやって入れてるんだろうね~と不思議です。

フレームに入れ終わっても紐を付けるのが一苦労。リボン結びもできない私は手出しができません。夫が動画を見ながら紐を結んでいきました。紐を付けるのも重要な作業です。フレームに入ったリトグラフは何キロもあるから、もし紐が緩んで下に落ちでもしたら床に穴があいちゃいます。
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額装を完了したリトグラフを見てみると、
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「やっぱりこれだったね~。『パリの春』の雰囲気にぴったりじゃーん」
と大満足の結果となりました。デュフィの絵にふさわしくゴージャスな感じに仕上がりました。やっぱ中身に合ったフレーム選びって大事ね~。

更に今回はオプションでデュフィの名前の入ったゴールドのプレートを付け、ギャラリーっぽさを演出しました。
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マットの縁もゴールドにしたかったんだけど、このサイズでは対応不可でした。非常に残念です。

ひとつくらいこんな感じのアンティーク調のフレームがあってもいいよね。

設計さんにはうちには何か金色のインテリアを置くといいというアドバイスをもらっていました。そのときは金の物って仏具しか思いつかなかったんだけど、今回ようやく金色のものをインテリアに取り入れることができました。

本日の
外気温:13℃
(8:00 am)
室温:20℃ 湿度:64%
(5:00 am)
インフルに感染するとイヤなのでここ数日はジッメジメにしてます

リトグラフ7枚目 -住友林業で平屋暮らし-

枚目の記事まだ書いてませんでした。先に7枚目の話。

 

玄関に飾るリトグラフは季節ごとに掛け替えています。春用に買ったのがこれ↓だったのですが

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以前記事にしたように運送中の破損事故によって傷だらけになってしまいました。

そのときの記事↓

破損により保険適用

 

それでもやっぱりかっこいいから飾りたいと思っていたのですが、フレームも壊れており、家に入って一番目立つ玄関に飾るのはどうしようかなと迷っていました。フレームの修理から入らなければなりません。

 

そうなってくると春用のリトグラフが欲しくなってしまいます。実は前から目を付けていたものがあります。で、夫と賭けをしました。この4月に転勤にならなかったら買おうと。転勤にならなければ家賃や二重の生活費がかからなくて済むし。私も汚屋敷の片付けが終わればまたバイト行けるし。

 

で、買っちゃいました!!!

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Raoul Dufy -ラウル・デュフィ-
Le Printemps en France, Paris
フランス・パリの春
19
58

Delaporte工房
62.5
98.5cm

 

フランス政府観光局が発行したパリの観光ポスターです。

 

細かい!!!本当に細かくて繊細な色使いにため息がでます。広げた瞬間夫と「うわ~!!!」と同時に声を上げてしまいました。細部までとてもきれいに摺られています。

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淡い色遣いはとても優しいです。1月から3月に飾っていたサビニャックは活気を与えてくれますがこのデュフィは穏やかな気持ちにさせてくれます。

 

元々はデュフィが家具の張地のために描いた絵が元になっていて、1929年から30年にかけて椅子や木製スクリーンなどが作られました。スクリーンのためにはエッフェル塔などのパリの風景が描かれました。ちゃんと絵の下にもスクリーンが元になっていると書いてあります。こういう情報を読み解くのも楽しみの一つです。

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そのスクリーンの絵の一部をフランス政府観光局がパリのポスターとして採用し1958年に摺られたのがこのリトグラフのポスターです。なのでafter Dufyです。

 

ずっと『ヴァイオリンのある静物』が欲しいと思ってるんだけど、それだと玄関には小さすぎるし『ヴァイオリンのある静物』は結構市場に出るから買いやすいので『パリの春』にしました。『パリの春』はなかなか見かけないので貴重かなと思いました。当時何枚印刷されたのかは分かりませんがヴィンテージ市場にはあまり出てこないレアなリトグラフです。なので有名画廊で新品同様の状態のきれいなものはソファが買えちゃうくらいの怖いお値段します。

 

うちのは使用済みですが状態はとても良いです。画鋲痕やテープ痕もなく、一部だけ裂けている部分がありますがリネンで裏打ちされているので扱いに問題はありません。

 

リトグラフかどうかのチェック。いつものようにルーペで確認します。すると夫が「げっ、これ、印刷かも!点がある!!!騙された!!!」と言い出しました。その瞬間私もさーっと血の気が引きました。

 

夫からルーペを奪い私もチェック。おお、確かにドットが!いろんな箇所を見ていくうちにそのドットは色の三原色のドットとは違うことが分かりました。点描のようなドットです。調べてみると下の方に「PHOTOLITH」と書いてあります。このリトグラフはフォトリトグラフという技法で摺られたようです。フォトリトグラフの特徴としてドットが見えるようです。なるほど~。

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4月から飾りたいけどフレームを作るのに時間がかかります。サイズ的にはサビニャックを入れていたフレームに入れることができるのですが、このリトグラフのフレームは白じゃないなと実物を見て直感的にとらえました。夫も同じ意見でした。黒で締めるかあるいはゴールド!少しゴテゴテした額装が似合いそうです。モンサヴォンを入れていた白いフレームを使いまわそうと思っていたけどやめました。額装はとても大事です。たかがフレームですが、作品を生かすも殺すもフレーム次第だと思います。フレームに何万も出すのはもったいないと思うこともあるけど、作品を大切に思うならフレームにお金をかけるのは仕方のないことだと思います。

 

のでこの週末はじっくりフレームを選んで発注する予定です。次の取材日が517日と決まりました。それまでには額装を終えて玄関に飾りたいです。

 

本日の
外気温:6℃
(7:00 am)
室温:19℃ 湿度:44%
(5:00 am)

アートの飾り方 -住友林業で平屋暮らし-

この前の取材の前、玄関のアートの飾り方をかなり悩みました。

 

真横に並べるか、ずらして飾るか。

 

写真は10枚くらいしか載らないと思うけど、うちは部屋数が少ないから玄関も多分載せてもらえるんじゃないかと思ってアートの位置を真剣に検討しました。

 

参考にしようと思って過去の『自家自讃』40冊を引っ張り出してきて夫と二人でめくるめくる~でもアートを飾っている家ってほとんどなーーーい無念!『モダンリビング』と『I'm home』も見たけど余計に迷うだけ

 

どっちも選び難いからいろんな人にアンケート取ってみました。これを買ったお店のオーナー、デザインに強い友達、美術館巡りが趣味の友達、設計さん、さらには海外の友達の反応も集めました。

 

玄関入ったときの目線とホールに上がったときの目線によっても印象は変わるし、ましてや写真だと撮り方が微妙に違っているからなかなか難しいんだけどとりあえず聞いていました。

 

“AとBどっちが好きですか?”

 

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設計さんには2枚はしつこいから1枚だけがいい、と言われてしまいました。そんな酷なこと言わないで~こいつらを引き離すことなんてできませーん

 

いつもは設計さんの意見は素直に聞き入れる私ですが、今回ばかりは設計さんの意見を無視して自分の感性に従いました。他の季節は1枚だけなんだし、今回は2枚でいかせてくださーーーーい。

 

で、並べるか、ずらすか、だけど、アンケートの結果、ずらす方が多かったから今回の取材はずらしでいきました。
A: 10人
B: 17人

 

ちゃんと選んだ根拠を言ってくれる人もいて、とっても参考になりました。

 

・ずらす方が壁面が広く見える。
・右のキャビネットから左へ階段状になってるのに沿っていて壁がより大きく見える
・Aは一見すると揃っていて綺麗だけど、圧迫感が増している気がする
・Aの方がいいけどちょっと位置が高すぎる。低くしてみては?
・Aの方がいいけど、もうちょっと高く掛けた方がいい

 

と参考になる意見が聞けました。最後の2つはもっと高い方がいいっていうのと低い方がいいっていうのと真逆の意見。まさに個人の好みがわかれるところなんだな~。ほーんと興味深い!

 

私自身もずらしに1票でした。もちろんちゃんと根拠はあります。リトグラフの大きさが違うからです。
フレームは同じ大きさで作ったのですが、元々中身の大きさが何ミリか違っているから並べるとなんとなく違和感を感じます。わずかな差ですが目はその違いを捉えるので少しチグハグだと感じてしまうんです。だったらいっそのことズラしてみようかなって思いました。

 

でもズラしたらズラしたでちょっとやりすぎかな?とも思えてきて迷ったけど、センスのいい人たちの意見でもずらし派が多かったから今回は思い切ってずらしでいきました。
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最初夫はずらすことに反対でした。が、実際にずらしてみたら「こっちの方がいい!」となりました。

 

左右をどちらにするかっていうのもあると思うのですが、LDKからもよく見える方をピンクにしました。

 

正解はわかりません。結局自分が好きって思える方でいいのかなあ。ちなみにアンケートのときに使った写真だと並んでいる方が好きな気もしますが、実際に生で見るとずらしの方が好きです。うーん、難しい!!!

 

まあ、ここはピクチャーレールだし飾り方は簡単に変えられるからいろいろ試してみたいと思います。って言っても4月からはリトグラフを春用に変える予定なのでもうあまり時間ないなあ。3カ月に一度替えると結構忙しい

 

 

本日の
外気温:1℃
(7:00 am)
室温:20℃ 湿度:42% 
(5:00 am)
結露チェックし忘れ

破損により保険適用 -住友林業で平屋暮らし-

前回の記事に書いたデュフィのリトグラフ。実は運送中に破損事故に遭いました

どこでどうなったのか正確には分からないけど、お店が送ったときは問題なかったうちが受け取ったときは既に破損していたって言ったらもう運送中以外考えられません。絵画用の梱包がされ、「横置き禁止」と書いてあったのに、うちに届いたときトラックの中で思いっきり横置きになっていたのを見ました。そんなんじゃ壊れるよ!!!

荷物を受け取ったときガシャガシャと割れたガラスの音がしました。
「割れてる音がしてますね」
と私が指摘すると
「そうですね」
とドライバー。

そうですね?それだけ?

ドライバーに言っても仕方ないのですぐに運送会社に電話して事情を説明しました。運送会社では開けて中身を確認してからじゃないと何もできないというので夫が帰宅するのを待って開けてみました。

梱包状態を確認しながら慎重に荷解きしていきました。
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後々の補償に関わってくると思ったので証拠としてビデオと写真を撮りながら作業しました。

開梱終わったときの衝撃と言ったら…。
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バラバラに砕けたガラスが目に飛び込んできました。これはもうダメだ…。夫にも私にも絶望感が襲い掛かってきました。

フレームのガラスはすっかり割れていて鋭いガラス片で埋め尽くされていました。

こんな鋭いガラス、凶器だよ...。
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ガラスの破片が突き刺さった為リトグラフにも多数の傷が付いてしまいました。貴重な貴重なヴィンテージのリトグラフが傷ついてしまいとてもショックでした。
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あちこちにこのような傷が。細かい傷も多数あります。

が、運送中の破損事故のため保険適用になり購入代金の全て補償されました!ヴィンテージという性質上同じものの代替は無理なのでお金での補償となりました。リトグラフは回収されてしまうのかと思ったら、そのままもらってよいことになりました。

なのでこのリトグラフ、0円で手に入りました。ガラスを作り直さなければならないけど、そんなにかからないかなと思います。

こんなこともあるのだなという思いと無数に存在するわけではないヴィンテージリトグラフの貴重な1枚がこんな形でダメになってしまったことが残念でなりませんが、デュフィに変わりはないので傷付いていても大切にしようと思います。傷は付いているけれど、それでもデュフィの色合いやリトグラフの質感は十分に味わえます。

ガラスを一つ一つ取り除く作業に2日かかりました。破片で指を切って血を流しながらの作業でした。大きなガラスを拾ってその後細かいガラスを一つ一つ拾って最後に超細かいガラスは掃除機で吸いました。自分が摺ったリトグラフに掃除機かけられるなんてソルリエは夢にも思わなかっただろうな

2日かけて割れガラスの撤去が終わり、写真の状態までもってこれました。
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最初はショックでしたが今は「タダでデュフィが手に入ってラッキー」と思えるようになりました。だってやっぱ素敵だもん!

ちなみに普通に買うと高い画廊だと30万円以上します。安くても20万円くらい。それがタダなんだから、傷くらいドンマイ!


本日の
外気温:?℃
(6:30 am)
室温:?℃ 湿度:?%
(5:00 am)

リトグラフ5枚目 -住友林業で平屋暮らし-

この前、「次のリトグラフを買うのはまだまだ先になりそう」って書いたばかりだけど、そういうことを書いたら見つかるっていう奇妙な偶然しかも緑か青がいいなって思ってたらまさにそれ

見つけちゃいました!!!次の次あたりに欲しいなって思っていた作家のリトグラフが激安価格で売っていた!!!

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Raoul Dufy -ラウル・デュフィ-
『Le Paddock à Deauville
ドーヴィルの競馬場』
1964年ムルロー工房シャルル・ソルリエ(Charles Sorlier) 摺
100x62cm

色彩の魔術師と呼ばれるデュフィの1930年の油彩が元になっているリトグラフです。フランス政府観光局がムルロー工房に制作を依頼し、ムルローの3大摺師の一人シャルル・ソルリエによって1964年に摺られた作品です。パリの国立近代美術館に来てねっていうポスターです。

ソルリエが刷ったものが目の前にある!!それだけで大興奮ですこれでムルローの3大摺師ソルリエ、デシャン、メルシェルの作品が全部揃いました!!

デュフィのリトグラフはいずれ欲しいと思っていたけど、欲しいのは音楽か海をテーマにした別のものでした。でも『ドーヴィルの競馬場』がこんなお値段で売ってたら買うに決まってます!

デュフィの名前と…
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ソルリエの名前と…
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ムルロー工房で摺られたことが記載されてます。
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本当にいい色してます!デュフィらしさが十分に出ている作品で、優しい色彩で穏やかな気分にさせてくれます。
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馬、カワイイ!

結構大きいです。畳の上に置くと大きさが分かりやすい↓
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今回もリトグラフです。有名な絵画だと印刷のポスターも普通に売ってますが、印刷物には愛情をもてないので技の効いたリトグラフを集めることにしてます。「どうやってここのボカシをだしたんだろう?」などと製作過程を想像しながら眺めるのがとても楽しいのでリトグラフ押しです

競馬、ヨット、音楽がデュフィの3大テーマらしいので次はヨットか音楽をテーマにしたリトグラフが欲しいなって思います。と言っても普通の値段じゃ買えないけど...。

ちなみにこれを買った店は画廊やヴィンテージショップではありません。なので信じられないくらい安い値段で買うことができました。真偽はできる限り調べたので大丈夫だと思います。とりあえずオフセット印刷じゃないことは確実です。

と、いきなりデュフィが手に入って興奮してますが、実はこのリトグラフ、傷だらけになってしまいましたその話は別記事で...。


本日の
外気温:18℃
(7:30 am)
室温:23℃ 湿度:68%
(7:30 am)

東京 画廊巡り

今朝の気温、14度。はあ?お盆が明けた途端に寒いんですけど…。昨夜も寒いから窓を閉め切って布団をかぶって寝ました。今も外はそこそこ暑いけど、家の中は涼しく窓さえ開けていません。夫は「ここには秋がない!!もう冬になった!!!」と騒いでます

実家が果たしていた役割を今年から完全に引き継いで私たち夫婦がメイン、実家は隠居という形になったのでこのお盆休みはお墓詣り、近所の初盆回り、親戚訪問など忙しく過ごしました。お盆っぽいこともしつつちょこちょこ出かけました。最近あんみつとかき氷食べたい病にかかっているのでちょっと足を伸ばしてこれらを堪能しました。
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一昨日は下に清流が流れる最高のロケーションのテラス席でイチゴのかき氷をいただきました。ミルクの味が濃くて濃厚で甘酸っぱいイチゴソースと絶妙にマッチ!また行きたい!!

昨日は東京で画廊巡りをしてきました。もちろん見るだけ!!!次に買いたいものがだいたい決まったのですが、その作家の作品を写真でしか見たことがないので色味や質感などを実際に見たいと思い画廊をめぐりました。

次に欲しいのは青か緑をメインにしたリトグラフです。黄色、ピンク、白、茶、と揃っているので次は爽やかな色合いのリトグラフが欲しいなと思っています。海や空をテーマにしたものがいいな~。

ちなみにサビニャックは2枚あるので終了。アートに造詣が深いわけでもなく、こだわりがあるわけでもないので、同じ作家のものを多数集めるよりもいろんな作家のテイストの違う作品を集めたいなと思っています。

1軒目
ビルの一角にある小さな画廊でしたが、お目当ての画家のリトグラフはちゃんと置いてありました。有名画家なのでかなりお値段がするのですが、このお店のものは頑張れば手が届く価格でした(またバイト行かなきゃ)。

緑がメインのリトグラフだったけど、ちょっとくすんだ感じでした。私はもうちょっとはっきりした緑や青の作品がいいかなって思っていたんだけど、実際に飾るとくすんでいるくらいの緑の方が空間に馴染んでよいのかもしれません。

サビニャックはポスターなので線が強く色も鮮やかでパッと目を引きますが、絵画のリトグラフは見れば見るほど良さがじわじわ湧き出てきます。

画廊って入りにくいけど、1軒目は気軽に入れて、私たちのようなド素人でもすんなり見ることができました。予定が詰まっているので名前や住所を残して名刺を頂戴して次に向かいました。

2軒目
銀座にあるこちらの画廊は“いかにも”っていう感じの本格的な画廊で入るの怖かったー

興味のある画家やオススメをいくつかもってきてもらいましたが、フレームがゴテゴテしていて我が家には合いそうもありません…。もっとゴージャスな家ならそういう感じのフレームが合うんだろうけど、シンプル仕上げの我が家に飾ったらかなりちぐはぐな感じになりそうです…。
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欲しい作家のリトグラフや木版画は「40から50万くらいです~」と「ねっ、お安いでしょ?」っていう軽~い感じで言われ、そこの画廊ではそれがお求めやすい価格なんだなと格差を実感…倉庫からたくさん出してきてもらって見せてもらったけどお目当てのものは最近売れてしまったようで現物を見ることはできませんでした

どっちみち買える値段じゃないので「また来ます~」とさらりと退散。

3軒目
特別展が開催されており、他の作家のものは見ることができませんでした。100万超える作品が床に近いような位置に飾ってあって完全に場違いだと感じ、店内を何食わぬ顔で2周くらいしてから早々に退散。心が折れました。やっぱり銀座の画廊なんて私たちが気軽に入る場所じゃないのね(撃沈)

もう一軒以前ユトリロを買ったギャラリーに行こうと思っていたのですが気力が沸かず、GINZA SIXのオシャレ蔦屋で「せっかくリトグラフを持っているのだから勉強しよう」と思ってユトリロの本を1冊買い、
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中村藤吉本店で夫は抹茶パフェ、私は抹茶ソースがめちゃめちゃ濃い~かき氷を食べて帰ってきました。
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このかき氷、今年食べた中でベストです!!!

3軒の画廊でよいものを見させてもらって目の保養になったけど、次の作品を買うのはまだまだ先になりそうです。働けー、私―!!


本日の
外気温:14℃
(5:30 am)
室温:23℃ 湿度:54%
(5:30 am)