裏山へ薪をもらいに行ってみたら… -住友林業で平屋暮らし-
下から見るよりも太く真っ直ぐなので薪にしやすそうな木でした。
直径45センチくらいです。しかも、何本も重なったナラの下の方にお宝のカシが埋もれていました!やった~。
作業としては、夫が1.5mくらいの丸太にしていきます。
それを私が1本ずつ下に運びます。30度近い気温の中、2~30キロの丸太を抱えて山を登ったり下りたり、お昼寝を挟んで3時間程切り出し作業をしました。
これが昨日の成果。量からすると前回買ったカシの本数くらいになりました。
全体の5分の1くらいでしょうか。山の上にはまだまだあります。暑すぎてこれ以上は無理でした。少しずつやろうってことにして昨日は一旦引き上げました。
今回もらった木は丸太のまま保管します。多分使うのは3、4年後くらいなので、割ってしまうと乾燥し過ぎてしまいます。丸太のまま置いておきます。
でもカシは置いておくと薪割りがつらくなるので先に割りました。昨日は一輪車1台分でしたが、まだナラの木の下に眠っています。これから暑くなっちゃうけど、気合い入れて取りに行かなきゃ。
冬の間中ずっと薪割りをしたり重い丸太を運んでいた私の腕、ムッキムキになってます。腕と腰の筋肉が鍛えられた模様。マットレスはやっぱりマニフレックスのアスリート仕様にしよっかな~。
今回いただいたナラを全部持ってくると薪置き場が足りないっていう贅沢な悩みが出てきました。せっかくGWに北側をスッキリさせたのに結局また狭くなる予感。見た目が超悪いからイヤなんだけど仕方ないよねえ。
うちの敷地内にはあと1本巨大なカシが生えています。林業をやっている伯父に切ってもらう予定ですが、今は置き場がないので生えたままあと数年放置する予定でいます。生えていれば成長するし。
前回書ききれなかったメンテナンスのときに薪ストーブ屋さんから聞いたよもやま話。
薪に住む虫
やはり薪に虫はつきものらしく、幼虫が出るのは仕方ないそうです。人工乾燥の薪なら虫はいませんが、そういう薪は高いから一般ユーザーが普段使いすると一冬で30万円くらい薪代を払うことになっちゃいます。一度だけホームセンターで人工乾燥の薪を買ってみたけど1束600円くらいして、1日に2束は必要でした。
1200円x30日x5カ月=約29万円。うちはそんなことできない~。
30万円に比べたら虫くらいなんてことはないってところです。ちなみに薪ストーブ屋さんの印象では桜は虫が少ないらしいです。「皮が薄いからかな」なんて言ってました。うちのは桜にもナラにも大量にいますけどぉナラは皮の間にいるけど、桜の場合はちょっと深いところに潜っているから割ると飛び散ります。きゃああ。
薪の乾燥
自分で割った薪は2年乾かせば全く問題なく使えるそうなので、今度の冬からは安心して使えます。皮が付いているものは乾きにくいから少し長めに。
注意が必要なのは丸棒。丸いままだと細くても乾くのに相当時間がかかるから、長いスパンでゆっくり乾かしてくださいと言われました。丸棒は乾燥には長くかかるけど、火持ちが良いから最高の薪だそうです。うち、大量に丸棒があります。細すぎて割れないものはそのまま別に乾燥させています。でもちょっと虫がついてきたりカビできたのでそろそろ置き場をちゃんと作って乾かそうと思います。丸棒だけでも3カ月はもちそうです。
煙突の汚れ
定期的にタダで薪が手に入る家の本体や煙突の状態は良いものが多いらしく、それは惜しみなくバンバン薪を燃やしてるからだそうです。薪を買って使う人はもったいない気持ちが働いて空気を絞って薪を長持ちさせようとしたり、薪の量が少なかったりして不完全燃焼になって煙突にススが溜まってしまいがちだそうです。
うちの薪ラックを見て「薪の量を気にせずにバンバン燃やせてうらやましいです」って言われたけど、うちもずっとタダで手に入れられるわけではありません。買うときはなるべく安く買える薪屋さんを探して自分で割って薪をたくさん確保して惜しまず使うことが大切だと言われました。うちの薪ストーブ屋さんも薪を売ってますが「普通に高いよ」って言ってました(笑)。そんなところからは買いませ~ん。
自分で割って乾かすとなると常に2年先の分まで棚に置いて乾かしておく必要があるから薪ラックもたくさん必要だし、薪ストーブって超手間と時間がかかる趣味だなと改めて思います。
室内の汚れ
うちの建具が細かい細かい灰で汚れている件。これはうちのススがサラサラだったからだそうです。いいんだか悪いんだかって感じです。今の家は気密性が高く、24時間換気もあるからどうしてもそっちにひっぱられちゃって灰が家の中に入り込んでしまうようです。これまたいいんだか悪いんだかって感じです。
ちなみにうちが朝まで暖かく朝暖房を付けたことがないと言ったら本当に驚いてました。すみりんの家は造りがしっかりしてますねって感心してました。高いお金出した甲斐があるねえ。よかったよかった。
薪ストーブ1シーズン目まとめ
導入も高かったけど、今回のメンテナンスまでを考えると薪ストーブのランニングコストって本当に高いなってひしひしと実感しております。薪代はあまりかからなかったけど(2万円分だけ買いました)、薪ラックの材料費、薪割りハンマー4本、チェーンソー、チェーンソーのオイルやガソリン、替え刃、着火剤、などなど20万円以上かかっています。2年目からはグッと下がりますが、それでも大変な時間、労力、コストがかかるのが薪ストーブ。それでも導入したことを後悔したことは一度もありません。ただただ楽しかったというのが一番の感想です
本日の
外気温:16℃
(6:30 am)
室内温度:26℃ 湿度:54%
(6:00 am)
ん?外気温と室内温度が逆転した!?
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