薪ストーブの設置場所 -住友林業で平屋暮らし-

これは悩みました。うちの薪ストーブScan85-6はスチール製で設置場所は比較的自由です。

家の中心に置くのが良いとどの薪ストーブ屋さんからも言われました。でもうちの間取りを考えると家の真ん中＝LDKの真ん中に置くのはあまりにも邪魔！！

図面で言うと青丸の位置になっちゃいます。

ここはLDKを入って西側のオープンボックスまで抜けを作った場所なので、薪ストーブの入り込む余地はありません。

それにこの位置だと煙突も家の中心に来ちゃって、外から見たときにマヌケな感じ（うちは切妻屋根なので）。かといって屋根の形状を変えてしまうと設計士さんのコンセプトを壊してしまうことになります。

せっかくガラスの近くにも置ける薪ストーブを選んだのだから、私たちとしては大胆に黄色の位置辺りに置きたいなっていう希望がありましたが、この場所にしちゃったら煙突がもっとマヌケ。太陽光パネルの設置にも影響が出てしまいます。黄色の位置は早々に却下になりました。

他社の間取りでも結構LDKの中心に薪ストーブが設置されていました。LDKのどこに居ても暖かいようにっていう配慮から。でもでもでも！！！これだけはやらなくてよかったと思います。LDKの中心ってなると、ダイニングやキッチンからも近い位置になります。でも薪を奥の方まで運ばなければならず、木屑が散らばったり灰が飛んできたりもします。今の位置でもソファの下まで灰がきてることがあります。キッチンやダイニングの近くに薪ストーブを配置していたら、私かなりストレスが溜まっていたと思います。

間取りを作っているときは薪ストーブを使ったことがなかったから「どこに置いてもよいもの」って思ってたけど、今となってはダイニング＆キッチンと薪や灰はできるだけ離せてよかったって思います。

結局「１５０平米まで暖められるということは、家のどこに置いてもいいよね、薪ストーブにがんばってもらおう！」ってことにして、リビングの端っこの角にしました（赤丸の位置）。家の中心に配置する意味ってないんじゃないかなあ。

薪ストーブってこんなに部屋が汚れるものだなんて知らなかったから設置場所も適当に決めちゃったけど、とりあえず掃き出し窓の横に置いたのは偶然だったけど大正解だと思います。木屑や使い終わった薪の入れ物を窓からさっと出すこともできるし、薪の追加のときに窓を開けるのもラクだし。薪を室温にしなくてもよいのなら外に置いておいて窓から入れたいところですが、冷たい薪はNGなのでそれはやっていません。

火を見るっていう楽しみを無視するなら玄関土間に置くのが一番使い勝手もいいし汚れても気にならないし、場所としてはいいのかなって思います。うちの薪ストーブですら家中暖まるくらい充分なパワーがあるので、わざわざ部屋の中に置かなくても全然平気じゃんって思います。でも火を見ながら過ごすのは格別だしねぇ。難しいわねえ。‘少しくらいの汚れ＜火を見る楽しみ’ってなるよねえ。

せめて薪ストーブのところはもうちょっと外とのアクセスの良い間取りにすればよかったかなって思います。

たいだいの場所が決まった後は設計士さんや薪ストーブ屋さんと細かい打ち合わせを何度も行い、後ろの壁ふかしや薪ストーブと壁・窓との距離、プレートのバランスの良い配置や煙突の造り方など細かいことを決めて行きました。

このへんは数字が多すぎて私にはお手上げ状態。数字に強い夫に任せて私はボケーっとしてたっけ設計士さんがスゴイなって思うのは、初めて扱う薪ストーブでも打ち合わせシートにその場でスラスラと図を描き数値を書き入れていってしまうこと。薪ストーブの寸法も頭に入ってるみたい。天才！

そうやって細かく細かく配置を設計してくれて完成した薪ストーブです。

シーズンが終わるまでもうちょっと楽しめそうです。

本日の
外気温：２℃
(6:30 am)
室内温度：19℃　湿度：44%　
(5:00 am)

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