我が家の薪ストーブ（SCAN８５－６） -住友林業で平屋暮らし-

たびたび写真に登場する我が家の薪ストーブはSCANの85-6というモデルです。

そもそも「家を建てよう！」ってなったとき、薪ストーブなんて全く考えていませんでした。裏山の木を切ってもらったときも邪魔だからどうぞどうぞって欲しい人に惜しげもなくあげてました（あげなきゃよかった…）。

家を建てるってことで、家やインテリア関係の本・雑誌を読むようになり、そこで見かけた薪ストーブがかっこよく「せっかく木があるんだから薪ストーブ付けよう！」って夫が言い出しました。そのときの私は「げっ、めんどくさそう」って思いましたが、今は採用して大大大正解だったと思います。

薪ストーブって言ったら四角いやつしか知らなかったから「こんなオシャレでかっこいい薪ストーブもあるんだ～、これならイイネ～」となりました。

SCANはデンマークのメーカーです。暖かさだけじゃなく、本体のデザイン性や炎の美しさ、そしてユーザーの使いやすさにこだわっているメーカーです。ダニッシュデザインを象徴するようなシンプルだけどデザイン性の高い姿をしています。彼らは薪ストーブを暖かさだけじゃなくて最高の炎を提供する“家具”ととらえています。

円筒状の85-6というモデルは大型ですが（高さ1664mm、横幅520mm、胴回り1650mm）、そのシンプルなたたずまい故、それほど存在感があるってわけじゃありません。遊びに来た友達何人かが「えっ、これ薪ストーブだったの？」って言ったくらい、薪ストーブ感は薄いです。空間に馴染んでます。

SCAN85モデルの特徴である大きな燃焼室は薪を縦に置くことができます。垂直置きをすれば長さ50cmまでの薪を入れることができます。キャンプファイヤーみたいに大きくて美しい炎が上に伸びます。それをカーブした大きなガラス扉からきれいに見ることができ、上にどんどん伸びる迫力ある炎を満喫することができます。表現が難しいけど、竜のような炎が出てくるんです！！（残念ながら上手く写真に撮ることはできません）

ガラスをピカピカに磨いておけば扉が無いように錯覚し、炎がこっちに向かってくるようにも見えます。

ガラスがカーブしているから横から見ると炎が前に向かって出てくるように見えます。

昔の薪ストーブは一度燃えたらガスや微粒子がそのまま煙突から出て行ったようですが、今時の薪ストーブには二次燃焼システムがあります（機種によっては四次まであるらしい）。うちの薪ストーブもクリーンバーン方式です。一次燃焼で燃え残った微粒子やガスにもう一度新しい空気を与えて二次燃焼させるシステムで、それもちゃんと熱となります。従来は排気ガスとして排出されていたものを再度燃焼させるので燃料（薪）を無駄なく使え、排気される空気もよりクリーンになります。

使い勝手も良くて、スライディングドアはスムーズで開け閉め簡単。85モデルは大型なので大きな部屋に向いるってスキャンが言ってるように想像以上にパワフルで、火が燃えてるときは暑くて薄着になってます。

スチールの薪ストーブは鋳物の薪ストーブよりパワーがないと思っていましたがそんなことはありませんでした。燃焼室内には鋳物の底プレートと壁が入ってます。スチールと鋳物の二重構造で、ちゃんと大きな出力にも対応してました。蓄熱効果がオール鋳物のストーブより落ちるってだけで、むしろ速暖性は高いそうで、炎を楽しんでいる間に大きな室内でも素早く暖めてくれるのが特徴だそうです。

奮発して採用して本当によかった薪ストーブ。ボーボー燃える炎の前に座ってアイスを食べるのが至福のひとときです

本日の
外気温：マイナス4℃
(6:30 am)
室内温度：16℃　湿度：44%　
(5:00 am)
家鳴りが気になって加湿器2台ハイパワーで使ってるとミストの周りがめっちゃ冷えるー。打ち水現象？

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