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薪ストーブ講習会 -住友林業で平屋暮らし-

今日は薪ストーブの講習会でした。薪ストーブ屋さんがうちに来てくれて使い方を教えてくれました。このトレーニングを受けることで薪ストーブの保証期間が1年から3年に延びるという、なんともアバウトな体制になっております。

いずれにせよ薪ストーブ初体験なのでトレーニングは必須です。着火材を使う簡単な方法もありますが、今日は新聞と建材を使ってやりました。薪ストーブ屋さん的にはこちらの方法を推奨してました。

きれいな状態の薪ストーブを見るのはこれが最後です。正面に温度計が付きました。これが200度から300度くらいで使うのがよいそうです。
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トレーニング用の木材は持ってきてくれました。
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焚き付けには細い建材を使いました。針葉樹はヤニが出てしまうので本番には使えませんが、焚き付け用に使う分には問題ないらしく燃えやすいので適しているそうです。だったらもっと大工さんにもらっておけばよかったー結構大きい廃材はもらったのですが、細かいのはもらいませんでした。あの細かい廃材こそお宝だったのかー

こんなふうに丸めた新聞の上に建材を並べて着火します。
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数分でこんなふうに燃え始めました!!
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次にちょっと太い建材を入れます。これは垂木だそうです。最初の細い建材がだいたい燃えた頃に投入します。
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すると、更に勢いよく燃え始めました。
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空気を絞って調整。

これらが“おき”になる頃に本番の広葉樹を入れます。“おき”の状態になると温度が高くなっているので炎が出ていなくても火が点きます。初めて火を入れるということで、ここまでで50分くらいかかりました。
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今日は練習なので2本だけ。広葉樹に火が点いたらあとは空気を調整しながら燃やしていきます。

これで家中が暖まりました。今日は外気温もちょっと涼しいくらいなので、家の中は「あっちー」っていう状態になりました。

オーロラの炎を出す為には広葉樹が思いっきり燃えているときに空気を絞って炉内を酸欠状態にしなければならないらしく、結構技術が必要なようです。オーロラの炎を見ることができるようになるのはまだまだ先になりそうです。

この機種は四角い鋳物の薪ストーブよりも暖めるという点においては劣ります。ヨーロッパでは全館空調が効いているので炎を見る為だけにこういうデザイン重視の薪ストーブを設置するようです。その優雅さ、すごいなと思っていましたが、今日実感することができました。薪が燃える音を聞き、においを感じながら炎を見ているとすごく癒される気持ちになります。薪ストーブって本当に価値ある一品だと思います。
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うちはこれがメインの暖房になります。輻射熱なので優しい暖かさで、エアコンやファンヒーターの暖房だと喉がイガイガしたり目が痛くなってしまって苦手なので薪ストーブの暖かさはすごく体にいい感じがします。床暖房じゃないのに床が暖まって足元がポカポカしました。冬場は薪ストーブの前に布団を敷いて寝たいかも。

確かにめんどくさいっちゃあめんどくさいし、暖房費ってことを考えると一番高くつくと聞きますが、これは値段じゃないって断言できます。自分たちで調達して割って乾かした薪を使って、朝食を準備しながらゆっくり火を熾して、優しい暖かさの中で好きなことをやってのんびり過ごす。こんな贅沢な冬の日の過ごし方ってないなと感じました。

寒くなるのが楽しみだね~、と冬が嫌いな夫婦の発言とは思えない言葉を発しております。

 

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薪ストーブ (Scan 85-6)」カテゴリの記事

コメント

薪ストーブというより、もはやネオ暖炉という様相の逸品ですね。ヨーロッパの人が炎を見るためだけに……という件を読んで、海外のケーブルテレビには24時間焚き火の映像だけを流しているチャンネルがあるという話を思い出しました(どーでもいい)。
前回のリビングの記事と合わせて、本当にいろんな意味でゆったりとした時間が過ごせそうな空間だなぁと、指を加えて眺めております。

そして、薪ストーブのある、その冬の暮らしの在りかた、すてきですね。
もう「人生の楽園」を観ている気分になりました。西田敏行のナレーションが聞こえる気がする!
ご苦労も多いかと思いますが、それにも変えがたい豊かな時間の過ごし方ですね。
職場復帰を控えたわたしには夢のまた夢の生活だー。
今日も長文失礼しましたー。

アベコさん、いつもコメントありがとうございます!!いっぱい書いてくれるの大歓迎です~。

私たち、おたく夫婦なのでインドアの趣味も多いんですよ。だから冬場に家の中でゆっくり過ごせるアイテムは入れて損はないのかなってかんじです。

薪割りとかめっちゃ大変ですけどね。私が薪割り担当ですが、自然と「おりゃああああ!」とか声が出て、優雅さとは対極のワイルドな生活です(笑)20~30キロの丸太を運び、割ると幼虫が飛び散り、薪にはゲジゲジ&キノコ祭。現実はこんな感じですが、何ヶ月もかけて準備するだけの意味はあるのでがんばってます。

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